アクションブログ
「ゼロエミッションを実現する会」の活動や関連する情報をブログで紹介しています。
随時更新していますので、ぜひ、チェックをしてみてください。

川崎市太陽光パブコメを出そう

2022.11.21

今すぐ提出する方はこちら

東京都に続け、川崎

東京都で、ハウスメーカーを対象に太陽光パネル設置義務を課す条例が検討されています。この条例に反対する声が東京都や東京都議会議員に寄せられ、実施の遅れが危惧されています。(追記:12月13日、無事に委員会採択、15日には本会議で採択され、条例は成立しました!)

そのような状況の中、川崎市でも同じようにハウスメーカーを対象にした太陽光パネル設置義務化の条例が検討され、今、パブリックコメントにかかっています。

東京都で実施されたパブリックコメントでは、やはり義務化に反対する方々からの意見が大量に寄せられました。わたしたちは、「義務化賛成」のパブリックコメントを書いて東京都を応援しよう、と呼びかけ、勉強会やパブコメを書く会を何度も開催しました。

そして、太陽光パネル設置義務化賛成の意見が反対を上回り、条例化案は無事都議会に出されました。
12月13日には委員会採択され、15日の都議会でも賛成多数で採択、条例は無事成立しました。ここに至るまでには、都議会で賛成を得るために、市民のアクションを呼びかけ、多くの方が参加してくださいました。心より感謝申し上げます。

川崎市議会でも義務化に厳しい意見

川崎市のパブリックコメントでも、反対の声が寄せられることが予想されます。
実際に、市民からは費用の負担増などを懸念する声が寄せられていると報道されています。

実際には、太陽光パネルを取り付ける際の初期費用は使用している間に回収できます。通常、回収した後は利益が出ます。太陽光パネルの取り付け費用は「電気料金の前払い」なのです。

気候変動はすでに私たちの命や暮らしを脅かしています。屋根置き太陽光発電の設置は、建築物の断熱性向上や電力の再エネへの切り替えなどと並んで、非常に有効な二酸化炭素排出削減策です。

東京都の施策は皆さんのおかげで実現しました。川崎市の施策も、実現させなければなりません。

東京都では、設置義務化反対の請願が都議会に提出されており、これに対して、ゼロエミッションを実現する会では「義務化推進」の陳情に連名し、都議会に提出。(追記:義務化賛成の陳情は趣旨採択、反対請願は不採択でした。)

川崎市議会でも、義務化について厳しい意見も出ているようです。
川崎市のパブリックコメントでも、「賛成」の意思表示が必要です。

意見は川崎市民でなくとも出せます。ぜひ全国から、あなたの声を川崎市に寄せてください。

あなたの声を川崎に

パブリックコメント送り先

いますぐ提出する方はこちらから ▶︎▶︎▶︎ 提出フォーム(募集は終了しました) ( https://bit.ly/3UYGkgf )

パブリックコメントについての川崎市のサイト(募集は終了しました)

(「川崎市地球温暖化対策の推進に関する条例の改正に向けた重要施策の考え方」へのパブリックコメントとなります。「考え方」の中に「太陽光パネル設置義務化」が含まれています)

※ 川崎市の温暖化対策は、地域関係なく全国に影響を与えます。意見は全国から提出していただけます。

締め切り:2022年12月17日(土)

素案の内容

みんなのパブコメをご紹介

誰かが実際に提出した意見を参考に、どんどん意見を書いてみましょう。

川崎市の太陽光発電設備導入制度に賛成です
太陽光発電設備設置義務化、説明義務化に賛成します。
SNSなどで太陽光ヘイトとも思われるような投稿が大量にあり、川崎市にもそうした方々からの意見が大量に送られるのではないか、と危惧しています。
大半が、誤解に基づくもので、だからこそ、川崎市でもQ and Aをご用意されていると思うのですが、太陽光に反対されている方々はそのQ and A を見ることなく、意見を送る方も多いのではないでしょうか。
誤解に基づく意見と、そうでない意見とを区別してご判断いただきますようお願いします。
ちなみに、私の賛成理由は、もう、気候危機がまったなしの状態であること、そして、省エネと再エネの普及がその解決策であること(IEAなどのカーボンニュートラルへのロードマップを見てもあきらかです)、再エネの中では、屋根置きソーラーの普及が日本では非常に現実的であり、かつ、不十分であることです。
日本政府として全体で義務化してほしいと思っていますので、そのためにも、川崎市の義務化を確実に、迅速に進めていただきたいです。
どうぞよろしくお願いします。
新築住宅への太陽光設置義務化に大きく賛成です。
・施主への説明義務についても大賛成です。
(断熱についても等級6以上での普及を目指してほしいと思っています。)
カーボンニュートラルを見据えたバックキャストの考えを取り入れていただきありがとうございます。(2050年にカーボンフリーのためには、今の時点での住宅のゼロエネ化は必須)

・蓄電池、EVの普及にも補助金導入などで後押ししてほしいと思います。

・中国産の原材料などの懸念が一部よりあるようですが、そもそも、その視点になると、ロシアからのガスや石油の輸入は人権的にどうでしょうという話になります。その電気を使用したり、生活しています。
また、中国産のものは、パネル以外もいままで、たくさん輸入して、私たちの生活を豊かにしているので、太陽光パネルの件だけで、訴えるのは、とても偏りがあると感じますので、反対で意見が出た場合は、その点をしっかり議員さんなどにお考えを確認いただいてほしいと思います。(パブコメから意見があったという事で)

・また、義務化を進める大切な意義として、日本初の新技術ペロブスカイト太陽電池の普及の後押しをするために、太陽光の重要拡大や日本での開発意欲の流れを大きくしていくという視点も示してほしいと思います。
ペロブスカイトは、国産の原料で作成でき、パネルの調達の自給自足につながります。また、軽く、壁などにも設置しやすいので、うまく開発が進めば、大きく普及の後押しになるし、雨天でも発電できるなどのメリットが多数あります。
ただ、中国などでも開発を進めているようで、今、取組が遅れると、また、中国依存にもなりかねません。

・再エネの余剰電力を、より有効活用できるような、制度や、蓄電の仕組み(水素の利活用含む)、地元電力をつくるための後押しもお願いいたします。

意見を出す際に参考にしていただける資料

川崎市のパブコメを書く会スライド資料(PDF)

東京都のパブコメ結果のまとめ(太陽光パネル義務化該当箇所)
東京都ではパブリックコメントで寄せられた声を分類して掲載しています。
これらも参考にして、たくさん意見を出してください。

太陽光発電に疑問や不安のある方へ

参考にしていただけるリンクをまとめていますので、ぜひご覧ください。意見を提出する際の参考にもしていただけます。

パブコメ書く会【終了】

ゼロエミッションを実現する会では12月10日(土)午前11:00〜11:50にパブコメを書く会をおこないます。ぜひ、ご参加ください。

「川崎市地球温暖化対策推進条例の改正に関する重要施策の考え方(案)」パブコメを書く会【終了

開催概要〕
【日程】2022年12月10日(土)11:00〜11:50
【形式】オンライン(Zoom)
【内容】「川崎市地球温暖化対策推進条例の改正に関する重要施策の考え方(案)」パブコメ募集概要説明・パブコメ提出 
【主催】ゼロエミッションを実現する会
【資料】こちら



ゼロエミッションを実現する会では11月26日(土)午前11:00〜11:50に勉強会をおこないます。ぜひ、ご参加ください。

オンライン勉強会「東京都も川崎も!太陽光パネル義務化を実現させよう」【終了】
【日程】2022年11月26日(土)11:00〜11:50
【形式】オンライン(Zoomミーティング)
【内容】
・気候危機における太陽光パネル導入のメリットについて(太陽光パネルきほんのき)
・東京都の太陽光パネル設置義務化の賛成陳情の後押しについて
・「川崎市地球温暖化対策推進条例の改正に関する重要施策の考え方」パブコメ募集の概要説明
【主催】ゼロエミッションを実現する会
【資料】こちら

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