どうすればまちは動く?

自治っていうのは、自分たちのことは自分たちでやる、っていうこと。だから自治体には私たち住民の声を取り入れる仕組みが多いんです。 とくに温暖化対策は最優先事項。どんどん声をかければ、地元の温暖化対策を一緒に強くしていけるんです。

あまり知られていないのですが、実は住民の声を聞くルートは案外多いんです。なかでも大事なのはふたつのルート。ひとつは役所への「要望」や「パブリックコメント(パブコメ)」。もうひとつは、民主主義のメインメニューともいえる議会への「請願」「陳情」です。もちろん議会や行政に私たちの代理人を送る選挙は、もっとも大切なイベントといえますね。

自治体の担当部署や市区町村長に直接意見をとどける「要望・意見」や「パブリックコメント」をどんどん活用しましょう。「ゼロエミ」では、要望やパブコメの書き方勉強会もやっているのでニュースを定期的にチェックしてください。
声を届ける定番は「投書」。きちんと担当部署で読んでくれています。首長に直接意見を届ける窓口もあるので自治体ホームページなどで確認してみましょう。
ゼロエミの仲間が、実際に首長や担当部署に提出した要望書やアクションのレポートは、こちら。
事業や条例などを決めるとき、事前に広く意見を募って実施に反映する制度。意見は公表されて誰でも読めます。最近は意見が反映される例も増えて人気に。活用していきましょう。
ゼロエミの仲間が各地のパブコメアクションを通して書き方をまとめました。とても参考になりますよ。

意見や要望を自治体に届けるもっともポピュラーな方法が、議会への「請願」「陳情」。書面で議会に提出します。「請願」は憲法16条で認められた権利で提出には議員の紹介が必要です。「陳情」は、提出に議員の紹介は必要ありませんが、議会での扱いは請願に準じます。
ゼロエミの仲間が取り組む請願アクションを紹介します。さいきんは採択ラッシュが続いてますよ。
はじめての陳情でも全会一致で採択される場合も。そんなエピソードがいっぱいの 私たちのアクションをご紹介します。
「請願」も「陳情」も、やり方はいたってシンプル。まずは、何を、何のために意見したいのか、要望したいのかを、しっかりコトバにすることがだいじです。

まちの議員を直接知らなくても、SNSでつながったり、地域の知人・友人・自治会の人に紹介してもらったり、ルートもいろいろ。気軽に声をかけてみましょう。ゼロエミでは、地域で活動する仲間の方をご紹介できますよ。

私たちの意思を政治に反映させるために、私たちの代表を議会に送り込む大切なイベントが選挙。 ゼロエミッションに熱心な候補者を選び、応援し、まわりの人にも呼びかけましょう。
これまでゼロエミでは国政選挙の候補者の皆さんに気候危機アンケートを実施しました。各政党や候補者の意識や考えを理解するうえで参考になりますよ。