一般の市民が意見や要望がある時は、誰でも「請願」や「陳情」を議会に出すことが出来ます。けれども、請願・陳情の出し方がわからなかったり、出し方が難しいから出すのを辞めてしまった等、せっかく要望があるのに出す前に諦めてしまうことも多いと思います。
でも、請願や陳情を出すと以下のように、いいことがたくさんあります。
1 議員も行政も請願・陳情の文章を読む
2 賛成・反対を表明しなければならないので、議員が勉強する。
3 プロセスで、理解が深まる
4 資料が渡せる
5 議会で趣旨説明ができる(できないところもありますが)
6 採択されれば実現へ(少なくとも近づく)
そこで、このページでは、「どうやって請願や陳情を出せばよいのか」を詳しく解説していきたいと思います。
※請願や陳情の出し方は、自治体により若干の違いがありますので、それぞれの自治体のホームページで「請願・陳情の出し方」を確認した上にお出しください。
請願と陳情は、どちらも市民の要望を議会に伝える手段で、個人でも団体でも出せ、年齢制限もありません。
請願や陳情により、「今市民はこういったことをしてほしい」というような要望を議会に伝えることで、自治体や地区の施策に反映されることもあります。反映されなくとも、「市民は今こういったことに関心を持っているんだ」ということを議員に伝え、問題の認知を高める手段となります。
請願と陳情は、要望等を議会に伝える手段という意味では同じですが、請願は紹介議員が必要、陳情は必要ありません。
請願も陳情も、付託された委員会で審査を行い、陳情は委員会で審査後、採決となり、請願は委員会で審査、採決後、本会議でも採決します。
気候危機について「請願書を出してみたいな」と思ったら、是非、「ゼロエミッション東京を実現する会」にご相談ください。
もし、気候危機について「請願書を出してみたいな」と思ったら、是非、「ゼロエミッションを実現する会」にご相談ください。ゼロエミッションを実現する会では、年に数回、「請願・陳情の出し方」勉強会を開催しています。
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