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港区議会委員会で「みどりの保全・創出を求める請願」が満場一致で採択されました!

2022.09.16

9月15日、ゼロエミッション港を目指す会が提出した「みどりの保全・創出を求める請願」が区民文教常任委員会で満場一致で採択されました。審議のなかで、区有施設の緑化基準がないとの指摘もあり環境課長から検討するという前向きな答弁もあったとのこと。港区議会に採択していただいた請願はこれで7件となりました。これは、全国で発生している再開発での街路樹の伐採などに歯止めをかけたいと出されたものです。街路樹は温暖化の緩和策でもあり、適応策であり、大変大事な役割をになっています。

ご自分の自治体議会でも同様の請願を出されたい方は、ぜひ、以下の請願文を参考になさってください。また、出し方など、相談は事務局で受け付けております。

みどりの保全・創出を求める請願

港区議会議⻑ ゆうき くみこ 様
提出年⽉⽇ 2022年9⽉8⽇
請願者 ゼロエミッション港を⽬指す会


請願の趣旨
港区内において、みどりの保全・創出を推進するよう港区議会として求める
請願理由
 昨年11月13日に閉会したCOP26(第26回気候変動枠組み条約締約国会議)では気温が1.5度以上上昇すると海面が極端に上昇し、壊滅的な干ばつ、猛烈な嵐、現在起こっているよりもはるかに深刻な山林火災などが引き起こされるとし、温暖化を1.5℃以内に抑えること、そのために各国に本年末までに目標(NDC)を強化することを求める合意文書を採択しました。
 港区でも昨年6月に改定された港区洪水ハザードマップにおいて浸水深が大きくなる地点が増加するなど大きな影響を受けています。
 港区環境基本計画では、「基本目標4 水と緑のうるおいと生物多様性の恵みを大切にするまち」と掲げ、施策13では「 豊かで質の高いみどりの保全・創出」を定めています。
 また緑の保全・創出による二酸化炭素の吸収の促進として2030年までに二酸化炭素吸収量を142t-CO2/年とする目標値を掲げています。
 しかしながら6月に公表された港区みどりの実態調査(第10次)報告書では長期的には区道の街路樹は微増傾向にあるものの直近の平成28年から令和3年分では20本の減少となっている。 国土交通省においても街路樹の植樹は「大気汚染、ヒートアイランド、地球温暖化」対策として重要としています。
 港区においては、みどりの保全・創出に積極的に取り組んでおられますが、より一層推進いただけますよう港区議会として区に求めていただけますようお願い申し上げます。

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