アクションブログ
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【終了:提出意見の共有あり 8/11 (金) 20:00-】「最高の神奈川を描こう! 神奈川県『新たな総合計画』のパブコメを書く会」

2023.08.08

最高の神奈川を描こう! 神奈川県「新たな総合計画」のパブコメを書く会

〔開催日時〕2023年8月11日(金/祝) 20:00〜21:00(放課後あり)
〔開催形式〕オンライン(Zoomミーティング)

目次

開催報告

8月11日、15名ほどのみなさまが参加してくださり、2040年の神奈川の姿を共有しました。

最初に神奈川県の資料について説明しました。

神奈川県の資料をまとめたスライドはこちら

神奈川県に意見を聞かれているのは以下の2点。

  1. 2040年ごろの神奈川がどのような「姿」になっていることを期待しますか
  2. 2040年ごろの神奈川の目指す「姿」に向け、行政に何を求めますか。あなたは、何ができますか

これに対し、参加者の方から、2040年ということは、2030年までのSDGs目標が達成された世界ではという意見が出て、「なるほど!」と。
貧困も飢餓もなく、健康で、質の高い教育を受け、ジェンダー平等、エネルギーはクリーン…..

ワクワクしてきます。もちろん、そのために行政はさまざまな施策を施す必要があります。

神奈川県では資料として「50の視点」を提供しています。(以下 神奈川県の資料より)

わたしからは、これらの課題と気候危機回避を同時解決することを提案したいと話しました。
オンラインイベントでインスピレーションをいただき、イベント後にパブリックコメントを書いて、出しました。ぜひ、提出することを呼びかけます。

[提出方法]

専用フォーム  の本文に「新たな総合計画の策定」に対する意見と書いて、意見を記入、回答を希望なし、をクリックし、他所属への転送の可否についてどちらかをクリックして、確認へ進み、 “申し込む”というボタンを押せば完了です。

わたしが提出した意見(個人としての意見です)

1 2040年ごろの神奈川に期待すること

「2023年は暑かった、でも、その後、神奈川県ががんばって、東京都や川崎市に続いて新築住宅への太陽光発電設備の義務化、さらに既存の住宅への設置も義務化され、省エネに関しても、日本政府が2030年に義務化すると予定している断熱等級5の上をいく断熱等級6についてまず新築について義務化し、さらに既存の住宅についても高断熱化をすすめた…そうした気候対策により、最悪の事態を回避する目処がたった。2040年には、入学式に桜が満開になる風景が神奈川に戻り、夜はエアコンをかけなくても眠れるようになった」

「建築物を省エネにし、屋上に太陽光発電設備をつけることによって、光熱費はぐんと下がり、”夏涼しく、冬暖かい、結露、ヒートショックなしの住宅にすめるまち””電気代が安いまち”として県外から子育て世代が流入、地域の工務店の商売も繁盛、太陽光パネル組み立て工場も県内にいくつかたち、雇用が増え、不動産価値もあがった」

「公用車をはじめとしてクルマのEV化が進んだことも排気ガスを子どもに吸わせたくない子育て世代に大きくアピールした。また、賃貸には必ず太陽光設備からのEV充電設備がついており、EV派のファミリーが流入した」

「排気ガスフリーの道路には大きな街路樹が育ち、ランニングするなら神奈川、が定着した」

「クルマに頼ることなくどこでもいける街となったため、クルマの免許を返上したお年寄りも安心して暮らせ、運動量が増えたことで健康長生きもできている」

「断熱・気密の向上した学びやで学ぶ子どもたちは健康快適で学力も向上するとして子育て世代に選ばれる県になった」

「電動アシストつき自転車が街のどこでも借りることができ、どこでも返せるため、クルマが必要なくなって、その分、市民はレジャーや外食を楽しんでいる」

「脱炭素といえば、神奈川、というブランドが育ち、あらゆる国際会議やスポーツの国際大会に選ばれる都市となった」

「県営住宅など公共の住宅の断熱・気密も最高レベルとなっており、屋上には太陽光発電設備が設置されているため、公共住宅の入居者の光熱費が低く抑えられ、その分、食費や学費にまわせる。子どもたちの間の格差も小さくなり、子どもの貧困はついにゼロとなり、冬暖かく、夏は涼しい環境のせいなのか、いじめも激減した」

「気象災害は相変わらず多いものの、IPCCは今後気象災害が減ってくると予測を出し、人々は希望をもって暮らしている」

2 行政に何を求めるか

上記のような神奈川になるためには、今ある省エネ・再エネの技術を使ってすぐにでも以下の対策をとる必要があります。すべての事業を省エネ・再エネの視点で検討し、どうしたら二酸化炭素が削減できるかを全事業について確認し、以下をすすめてください

・建築物:公共/域内建築物の断熱・気密標準化

・交通:公共交通・自転車の利用拡大 、EV充電インフラの整備と公用車EV化(ハイブリッドではなくEV化)、ガソリン車の販売禁止

・再エネ:屋根置きソーラー設置義務化、発電事業(ソーラーシェアリング含む)推進、0円ソーラーのより強力な推進

・域内企業:省エネ・再エネ支援(報告書制度強化とキャップ&トレード制度導入)

・電力:再エネ化(公共/域内建築物、工場、交通)義務化

あなたに何ができるか。

国立環境研究所のウェブサイトに「脱炭素型ライフスタイルの選択肢」のグラフがあり、 脱炭素型ライフスタイルの選択肢が、効果の高い順番にならんでいます。上位10位を見ると「自宅をゼロエネルギー住宅にすること」とか「自宅に太陽光パネルをつける」とか「マイカーを電気自動車に」などとなっています。住宅をゼロエネルギーに、というのは断熱をよくして、さらに太陽光パネルを載せる、ということになります。こうしたことをやりたいです。そのために上記の施策を行政で進めてください。

(追記ここまで)






現在、神奈川県が「新たな総合計画」について、パブリックコメントを募集しています。
自治体から脱炭素を進める市民グループ「ゼロエミッションを実現する会」では、参加者同士、意見交換をしながらパブコメ提出をする「最高の神奈川を描こう! 神奈川県『新たな総合計画』のパブコメを書く会」を開催します。

   

現在、神奈川県が「新たな総合計画」について、パブリックコメントを募集しています。

「新たな総合計画」は、「基本構想」と「実施計画」からなる政策を着実に実行するため文書です。

今回のパブリックコメントでは、以下がきかれています。

  1. 2040年ごろの神奈川がどのような「姿」になっていることを期待しますか?
  2. 2040年ごろの神奈川のめざす「姿」に向け、行政に何を求めますか?あなたは、なにができますか?

会では、二つのテーマについて参加者の意見を聞きながら、話し合い、会の後半では、実際に提出する方法をお伝えしながら、実際に提出することをめざします。
いっしょに「最高の神奈川」について語りましょう!

21:00からは、希望者のみで「放課後」を開催します。
ぜひ、ご参加ください。

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最高の神奈川を描こう! 神奈川県「新たな総合計画」のパブコメを書く会

[日時]2023年8月11日(金/祝) 20:00〜21:00(放課後あり)

[形式]オンライン(Zoomミーティング)

[参加費]無料 (寄付つきチケットあり)

[主催]ゼロエミッションを実現する会

[協力]国際環境NGO グリーンピース・ジャパン

[詳細・申し込み]こちらのPeatixページより(https://kanagawapubcom.peatix.com/) 

[プログラム]

20:00 あいさつ

20:05 神奈川県「新たな総合計画」とは? 関連資料の説明

20:15 「新たな総合計画」パブコメで聞かれていること 
   「2040年の神奈川の姿」を話そう

20:45 パブコメの出し方(いっしょにパブコメを書いて、出しましょう)

20:55 ふりかえり

    

[パブコメ詳細]

神奈川県HP:https://www.pref.kanagawa.jp/docs/r5k/pub/c5773391.html

     

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