投書のススメ
2021.12.21
気候危機について、まだ関心を持っていない人にも伝えたい!と思っていませんか?
ならば、新聞やテレビ、雑誌やネットメディアに投書をしてみませんか?(下記投書先一覧参照)
ニュース記事は読まないけど、投書だけには目を通す、なんて人も多いし、1通の投書が世論を巻き起こし、政治を動かした例もあります(記事「一通の投書が社会を動かした」Ecotopiaウェブサイト参照)
テレビの前でぶつぶつ言っても、聞いてくれるのは自分だけ… 投書をして、何万人もの人に見てもらいましょうよ。
似たような意見が複数投稿されると採用されるチャンスも高まるので、まわりにもぜひ、呼びかけてみてください。
送り先や文字数などは、新聞の投書欄に書かれています。
ネットでも「投書 媒体名」で検索すると見つかります。
たいていネットから投書できるので、気軽にできますね。
採用されると謝礼金がもらえる媒体もあります。
なお、同じ文章を複数の媒体に投稿するのはルール違反です。
思いのままに書いてみよう
日々、気候変動に関するニュースを見て、心が動かされることってありますよね。その自分の思いをそのまま書いてもいいと思います。読んだ人がそれをきっかけに気候変動に関心を持ってくれれば大成功です。
例えば、政府が気候変動対策を発表したときに、具体策を提案したり、より意欲的な目標設定を求める意見を送ってみると、よりよい対策の後押しになります。
文章はたいてい500文字程度です(媒体により投稿規定は異なります)。
以下の手順で、実際に書いてみてください。
また、「共感」「賛同」「反対」「批判」「比較」「提案」「体験」など、アプローチを決めると書きやすいですよ。
1 テーマを決める
2 全体の構成を考える
このとき、アプローチ(上述)についても決めると書きやすい
・出だし(起)
・メインとなる考え(承)
・結び(結)
3 下書きをする
4 読み返して誤字脱字などをチェックする
読んでほしいなあ、と思う読み手を意識して、たとえば略語や専門用語はできるだけ使わないようにするなど工夫をするといいですね。
投書先一覧(あいうえお順・リンクを開くと投稿先のわかるサイトにいきます)
新聞
地方紙について一覧にしていませんが、地方紙への投稿もぜひ!地方紙のほうが採用されやすいかもしれません。
また、雑誌やネットメディアでも投稿を受け付けている場合があるので、ぜひよく見るメディアに投稿してみてください。
もし、投稿が採用されなくても、がっかりしないでくださいね。
どんなにいい投稿でも、たくさんの投稿があったりすると採用されないこともあります。
たくさん書くほど、採用されるチャンスが増えます。
また、意見を書くことで、考えが整理されたりして、他の人へ伝える際に役立つかもしれません。
採用されるための3つのヒント
気候のことが話題になったら、そのタイミングを逃さずに
・投書で採用される意見は、いま、話題となっていること(地元新聞なら地元で話題になっていること)。気候変動に関する事件や重要な発表などが報道されたら、タイミングを逃さずに投書しましょう。自分が、気候対策をやってみた、議会で気候対策の議論を傍聴した、などの独自の体験に基づくことも、採用される可能性が高まります。
根拠も示す
・自分の主張(気候対策を強化すべき、など)に、根拠を示しましょう。たとえば、「熱波で救急搬送される人が増えているとニュースで知った」とか「川崎市で太陽光発電設備の設置が義務化された」など。
やさしい言葉で
・IPCC、1.5度、炭素予算、など、自分はよく知っていても、一般誌の読者は知らないかもしれません。「世界中の科学者の集まりである国連の気候変動政府間パネルのIPCCは」とか「産業革命以降の地球の気温上昇を1.5度以内におさえよう、というのが国際的な約束となっています」とか「破局的な気候危機を回避するためには、これだけしか出せない、という炭素予算」など、解説を加えましょう。また、できるだけ専門用語は使わず、やさしい言葉でかくことを心がけましょう。
採用されたら、広めよう
もし、投稿が採用されたら、たとえば、それがWEBにも掲載されていたら、ぜひ、シェアしましょう。ゼロエミにもぜひ、教えてください。待ってます!
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