アクションブログ
「ゼロエミッションを実現する会」の活動や関連する情報をブログで紹介しています。
随時更新していますので、ぜひ、チェックをしてみてください。

おすすめの気候変動関連本! 気候危機を解決するシステムづくりにつながる気候変動の本

2026.03.03

今回は、ゼロエミ事務局からのおすすめの気候変動関連本をご紹介します!

気候危機の「いま」を知るだけでなく、どうすれば社会や仕組みを変えられるのか、そのヒントが詰まった本を集めました。

ラインナップは、ゼロエミ事務局メンバーから集まったリアルなおすすめばかり。

読むことで視野が広がり、「自分にも何かできるかも」と感じられる一冊にきっと出会えるはずです。

 

1. これがすべてを変える (上・下)

🖋 著者名:ナオミ・クライン (訳:幾島 幸子・荒井 雅子)
🏫 出版社名:岩波新書
📖 ページ数:382ページ
🖥 Website:https://www.iwanami.co.jp/book/b308222.html

💡おすすめポイント
2017年に書かれてた本ですが、気候変動の元凶は資本主義、そして気候変動への取り組みは私たちの文明そのものを根底から見直す「チャンス」であり、個人の行動変容を促す「啓発」ではなく、「システム・チェンジ」こそ、と解く今でもその必要性、重要性が全く変わらない世界的ベストセラー。その3年後に出版された「地球が燃えている」と合わせてぜひ。

 

2. 地球が燃えている ​​気候崩壊から人紀類を救うグリーン・ニューディールの提言

🖋 著者名:ナオミ・クライン (訳:中野 真紀子・ 関 房江)
🏫 出版社:大月書店
📖 ページ数:368ページ
🖥 Website:https://www.otsukishoten.co.jp/book/b532892.html

💡おすすめポイント
気候変動は私たちの文明そのものや資本主義について根底から見直す「チャンス」であることを教えてくれた世界的なベストセラーの「これがすべてを変える」(2017年発行。こちらも超おすすめ)の後に出た、私たちが今選ぶべき政治的・社会的な選択肢(グリーン・ニューディール)について詳しく書かれた本。「一人でやらなくてもいいんだよ、連帯して活動することこそが大事だよ」とも教えてくれました。

 

3. グリーンニューディール:世界を動かすガバニング・アジェンダ

🖋 著者名:明日香 壽川
🏫 出版社:岩波新書
📖 ページ数:270ページ
🖥 Website:https://www.iwanami.co.jp/book/b583368.html

💡おすすめポイント
環境問題を、経済や社会をより良く変えるチャンスとして捉える「グリーンニューディール」について、その誕生の経緯や具体的な内容、最近の考え方そして課題まで、明日香先生がわかりやすく解説します。なお、明日香先生は、「2035年に再エネ電力割合とCO2排出削減のダブル80%を実現する経済合理的なシナリオ」の執筆グループにも参加。同シナリオはhttps://green-recovery-japan.org/ でダウンロードできます。

 

4.「気候変動を学ぼう 変化の担い手となるために」

🖋 著者名:平田 仁子・豊田 陽介・ギャッチ・エバン・三谷 優衣子(編集:クライメート・リアリティ・プロジェクト・ジャパン)
🏫 出版社名:合同出版
📖 ページ数:136ページ
🖥 Website:https://www.godo-shuppan.co.jp/book/b636115.html

💡おすすめポイント
気候変動と私たちの社会の関わり、責任、日本の気候対策の現状や、自治体、企業、大学、若者、NGOの解決のための取り組み、そして「あなたにできること」を表や写真も入れてとても分かりやすくまとめられています。136ページとコンパクトながら、「知る」だけで終わらず「変化の担い手」として一歩踏み出すためのヒントが詰まった、心強い実践ガイド。ゼロエミについても紹介してくれているのがうれしいです。

  

5. わたしたちの世界を変える方法

🖋 著者名:中村 眞大
🏫 出版社名:河出書房新社
📖 ページ数:288ページ
🖥 Website:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309617701

💡おすすめポイント
世界を良くするために行動する11人の若者たちのストーリー。気候変動だけでなく、格差やジェンダーといった複雑な問題にどう向き合い、どう声を上げ、何を変えたのか、などを等身大の言葉で伝えてくれます。とくに若者たちの「きっかけ」や「はじめの一歩」を知ることができて、自分らしい一歩を見つけるための力強いヒントがつまっている。ゼロエミのスラックに参加してくださっている方のお話しもあります。

 

6. 気候危機と石炭火力Q and A

🖋 著者名:気候ネットワーク
🏫 出版社名:かもがわ出版
📖 ページ数:88ページ
🖥 Website:https://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/ka/1423.html

💡おすすめポイント
(こちらは最新刊でゼロエミ事務局ではまだ読んでいないので、かもがわ出版さんのサイトより、以下を引用します)
深刻な気候危機の最大の要因は石炭火力発電であり、対策の要は再生可能エネルギーへの転換にある。日本は、世界の潮流に逆行し、石炭火力の推進・原子力回帰政策に固執している。複雑化する火力発電問題をわかりやすく解説し、「私たちにできる10のこと」を示す。推薦:斎藤幸平さん(東京大学大学院総合文化研究科・教養学部准教授)気候危機の現実に向き合い石炭依存からの脱却を迫る本書は、未来を取り戻すための最良の入門書だ。

 

7. SDGsを活かす地域づくり SDGsを活かす地域づくりーあるべき姿とコーディネイターの役割

🖋 著者名:白井 信雄 ・大和田 順子 ・奥山 睦
🏫 出版社名:晃洋書房
📖 ページ数:194ページ
🖥 Website:https://www.koyoshobo.co.jp/book/b601032.html

💡おすすめポイント
副題に「あるべきコーディネイターの役割」とあるように、SDGsを共通言語として持続可能な地域づくりに取り組む人にとって気づきや学びを与えてくれる一冊です。都心ではなくローカルに焦点を当てた事例が多く、「自分の地元では無理」と感じている人にもおすすめです。

 

8. 断熱学校: 学校から脱炭素社会

🖋 著者名:竹内 昌義・内山 章・前 真之
🏫 出版社名:鹿島出版会
📖 ページ数:204ページ
🖥 Website:https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784306033962

💡おすすめポイント
ゼロエミが断熱を重視する理由が分かりやすく示されており、体育館や教室といった身近なテーマから社会を変えていく事例が豊富です。幅広い地域や世代で「自分もやってみよう」と思える一冊だと思います。

 

9. 再生可能エネルギー(社会運動 No.444)

🖋 著者名:市民セクター政策機構編集部・白井 和宏・平田 仁子・池津 美月・山下 塊太・丸山 康司・鈴木 亨・大林 ミカ・松原 弘直・高橋 洋・白川 真澄・鐙 麻樹
🖋 編集者:ほんの木 
🏫 出版社名:ほんの木
📖 ページ数:170ページ
🖥 Website:https://www.honnoki.jp/c/books/Social_Movements/Social_Movements_444

💡おすすめポイント
気候変動の基礎や持続可能な社会への考え方、地域分散型エネルギーを具体的にイメージできる一冊です。市民が主体となって社会を変えてきた希望を感じられ、ゼロエミの皆さんにも参考になる視点が多く、人新世の資本論が好きな方に特におすすめです。

 

10. 人新世の「資本論」

🖋 著者名:斎藤 幸平
🏫 レーベル名:集英社新書
📖 ページ数:384ページ 
🖥 Website:https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-721135-1

💡おすすめポイント
人の活動が環境破壊を引き起こしている現代、「人新世」において、危機的状況気候危機に対し「脱成長」や「コモン(地球環境を市民の手に取り戻す)」をキーワードに資本主義の次を語る一冊です。この本が新書大賞1位・50万部超のベストセラーになっていること自体に「希望」を感じさせ、著書の斎藤幸平さんは気候危機や格差などの社会課題についても活発に発信をされています。

 

11. 最近、地球が暑くてクマってます。

🖋 著者名:水野 敬也・長沼 直樹 
🖋 監修:江守 正多
🏫 出版社名:文響社
📖 ページ数:224ページ
🖥 Website:https://bunkyosha.com/books/9784866514154

💡おすすめポイント
1時間で読める、写真やイラストも豊富な「世界一ハードルが低い(?)気候変動入門書」。かわいいシロクマの親子の対話で地球の現状をつかめます。かわいいながらも、国立環境研究所の江守正多先生が監修をしていて、最新の科学的根拠に基づいたしっかりとした内容です。そして、人々がなぜ行動できないのかという「心理的な壁」についてまで書かれています。「Q&A」のコーナーは子どもに好評です。

 

12. 最新図説 脱炭素の論点 2025-2026

🖋 著者名:一般社団法人共生エネルギー社会実装研究所・堀尾 正靱・秋澤 淳・歌川 学・重藤 さわ子
🏫 出版社名:旬報社
📖 ページ数:560ページ
🖥 Website:https://www.junposha.com/book/b662944.html

💡おすすめポイント
560ページという厚さですが、テーマごとに見開き2ページとか4ページで「論点」を「データ」「図解」で理解できるようになっているとても便利な本です。エネルギー、経済、地域社会といった多角的な視点から、科学的な根拠(エビデンス)に基づいて整理してくれていて、「再エネは本当に足りるの?」「原発や水素はどう考えればいい?(伝えればいい?)」などの疑問に、辞書のようにひいて使えます。脱炭素について全体像を理解したい人にもおすすめです。

 

本を読むこと、考えること、誰かと話すことも大切なアクション

いかがでしたでしょうか。
どの本も、気候危機を「自分ごと」として考え、次のアクションにつながるヒントを与えてくれる一冊だったのではないでしょうか。

気候危機への向き合い方は一つではありません。

本を読むこと、考えること、誰かと話すことも大切なアクションです。

気になった一冊から、ぜひあなたなりの一歩を踏み出してみてください。

わたしたちと一緒に活動しませんか?

ゼロエミッションを実現する会では、市民からの自治体・議会へのアプローチを行っています。
今まで取り組んだことのない方でも大丈夫。

「ゼロエミッションを実現する会」には、たくさんの仲間がいます。
ご参加リクエストをお待ちしています!

Slackは、地域別チャンネルを中心に具体的なアクションを行うコミュニケーションツールです。
Facebookグループは、アクションのための情報交換を行うグループです。