屋根置き太陽光をすすめよう
2024.12.27
電気代高騰が続いています。電気のほとんどは石油・石炭などの化石燃料を燃やして作られています。これらの燃料は「輸入」。風力・太陽光などの再生可能エネルギーで電気を作れば、年間30超円とも言われる化石燃料輸入費用が、国内で循環します。
太陽光の中でも、環境負荷の低い「屋根置き太陽光」に注目が集まっています。屋根置きの普及率はまだ1割程度で、伸びしろもあります。住宅だけでなく、商業ビル、工場、公共施設、鉄道、公園など、あらゆるところに設置できる太陽光発電には大きなポテンシャルがあります。
また、太陽光発電のメリットは、化石燃料輸入費用の削減だけではありません。
・電気代を削減できる
・売電収入をえられる
・停電時も(発電していれば)電気を使える
など、つける家には大きなメリットがあります。補助金をつけている自治体もあり、また、0円ソーラーなど初期投資不要のしくみもあります。なにより、二酸化炭素の削減につながります。
(イラスト/まんが制作: リック・ベッジオ)
東京都や川崎市では、すでに太陽光が義務化が決まっています。
(イラスト/まんが制作: リック・ベッジオ)
屋根置き太陽光をすすめるために、あなたにできること
わたしたちにできることとして、地域の工務店、行政の建築局や施設課、まちの不動産屋さん、議員などのステークホルダーに屋根置き太陽光の標準化をはたらきかけることができます。
未来を担う子どもたちに屋根置き太陽光について伝えることも重要です。できる範囲で、できることをやっていきましょう。もし、不安や不明なことがあれば、いつでもゼロエミ事務局にご相談ください。スラックの#よろず相談チャンネルや、 毎週土曜日朝10時からのオンラインの定例相談会をご利用ください。
参考
太陽光発電設備設置義務化に関する陳情・請願の例
太陽光パネル設置義務化を求める陳情・請願
(陳情・請願の方法はこちら)
5月25日ウェビナー「屋根置き太陽光パネル設置を全国で標準化するには」資料
「屋根置き太陽光パネル設置標準化をめざして」(資料)
東京大学大学院工学系研究科建築学専攻准教授 前真之氏
ご紹介頂いた参考資料(https://sites.google.com/view/building-decarbonization)
・「新築住宅等への太陽光発電の設置等を義務付ける新制度について」(資料)
東京都環境局気候変動対策部環境都市づくり課長 福安俊文氏
・「川崎発 脱炭素チャレンジと太陽光発電」(資料)
川崎市環境局脱炭素戦略推進室室長 井田淳氏
まとめサイト 太陽光ファクトチェック
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